九龍・牛池灣村

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 香港・九龍の北東部(MTR彩虹駅の上)に牛池灣(Ngau Chi Wan)という村があります。

 左は2023年8月撮影。天気が良かった22年12月撮影画像も載せておこう。

 おそらくここが正面玄関と思われますが、私はその裏山?斧山(ハンマーヒル)側の平定道(ペンテンロード)から散歩がてら訪れるのが好き。

 その後、安定道(オンテンロード)から永定道(ウィンテンロード)へ出るとこんな景色を目にする事が出来ます。

 

定点観測ではございませんが、同じく上は23年8月。下は22年12月撮影。

 

 そして、もう少し左先の階段を下りここから入ります。

 

 「今、この時代に誰が買うの??」と、昭和40年代あたりの駄菓子屋に置いてあったような懐かしい文具や玩具たちとも再会出来ます。

 実は、この日の目的は以前から気になっていたレストランに入ってみる事でした。

 前を何度通るも地元常連客専用店臭が漂い(←だから興味が湧く)、好奇心旺盛+香港在住25年の逞しさは備わっているものの躊躇しておりましたが、いざ!・・・

 ノスタルジックでしょ!?

 どこかの庭から家に入るようなサッシのドアを開け、聞かれる前に

私 「一個(一人)!」と人差し指で合図。

店員「飲咩茶呀(何茶)?」

私 「普洱(ポーレイ茶)、唔該(お願いします)!」

店員「埋便坐啦(奥にどうぞ)~」

私 「係咪搭枱呀(相席ですかね)?」

店員「係呀(そうだよ)~~」と、”あたり前田のクラッカー”的な返事とともにドカンッと

 あら?もうお茶が入っているw

 

 スマホを手に「ここんちのシステムは?」とキョロキョロ。相席の目の前のオジ様(70代)から目を逸らされ、ネイティブでない広東語を話す私は怪しそうな新移民とか?と思われている空気が流れ、「えーっと」「うーんと」とボソッと日本語で呟くアクション開始。

 オーダーを取りに来る様子もなかったので、自分から行くパターンかと、せいろの方へ。

 蓋を開けるの熱そう~~~

 

 とりあえず

私 「有冇”蝦餃”(”エビの蒸しぎょうざ”はありますか)?」

店員「梗係有呀(もちろんあるよ)!」

 

 ”辣椒油(チリオイル)”くださいと言ったら、”辣椒醤(チリソース)”

 仕入れの都合もあるだろう。その点はもう拘らず、、

 このあたりから、あれ?日本人?が広東語を頑張って話してるという空気に変わり…

 続いて、大好きな”蒸排骨”を。

 

 他に何があるのか?とまたキョロキョロしたら、他のテーブルにメニューがありました。

 

 因みに私が座ったテーブルにあったメニューはこちら↓

 

 その席とは通り沿いの窓側で、右を向くと久しぶりにこんな香港を感じる事が出来ました。

 

 この日は、次の予定もあり2品にて。

 埋單(お勘定)はこのオーダー表を持ってレジへ。

 

 ここ牛池湾は小さいけど市場も充実!

 

 この通りにはこんな具だくさんな麺のお店も。

*メニュー表は22年12月27日時点です。

 この牛池灣(Ngau Chi Wan)を知ったのは十何年前。仕事ではなく、賃貸の自宅家賃値上げや家主による売却などで退居しなければならず部屋探しに来た際に「まだこんな所が!」と貴重に思った一画でしたが、最近SNSでも…

 

 と、私も紹介してみましたが、ここはここのマナーというかこの雰囲気を尊重すべきで、ただYou  TubeなどSNSのネタ目当てで訪れるのは遠慮して頂きたいと思う今日この頃。

 

【行き方】
正面のあの門ならMTR彩虹(レインボー)駅出口C1

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